26歳でラーメン屋からデザイナーに!? オウンドメディア立ち上げ~マーケティングまでマルチに挑戦できる秘訣とは

今までのキャリアを教えていただけますでしょうか?
学生時代の話からさせて頂ければと思います。
僕は1浪して大学に入学、理工学部で勉強していました。
最初は自動車などの機械を作りたいと思って製造メーカーを中心に受けていたのですが、就活を続ける中で、自分のライフスタイルを含めて考えると、
「本当にこれがやりたいことか?」
と考えるようになり、そのタイミングでIT業界に興味を持ちまして、志望する業界を変更しました。
その後、無事内定も幾つか頂いたのですが、なんと単位が「1つ」足りず卒業できませんでした…。笑
まさかの大学5年生突入です。。
しかし、1浪1留という世間的にはあまりよろしくない肩書で迎えた2回目の就活をした際にも、内定を頂戴できました。当時の状況は2011年に東北大震災が発生した関係もあり厳しい状況で、僕の周りにも就職浪人がいましたし、また東大卒、早慶出身の方でも就職に苦労している方がたくさんいました。
ただ逆に3流大学(と言うと失礼ですが)出身の方でいくつも内定を獲得している方もいました。
その時、
「社会はきちんと ”人” を見てくれている」 ことに気づいたんです。

それと同時に感じていたのが「今就職する意味あるの?」です。すでに24歳だった私の周りの友人は、ほとんど社会人2年目でしたが、あまり楽しそうな仕事をしているようには見えませんでしたし、給料もフルでアルバイトしている人と大して差もないことに気づき、今すぐに就職する意味が感じられなくなりました。
そして、新社会人として20代前半を過ごすくらいなら別の道でもっと成長できるはず、という仮説を実証するために、内定を辞退し、そのまま大学を卒業しました。
では、どうやったら成長できるのか?
と考えた時に、趣味でもバイトでも自分の好きなことにはたくさんチャレンジしてきたので、あえて「嫌いなこと」をやったら自分って成長できるのではないかな、と考えたんです。
就職活動をする時に最も就職したくない業界が飲食業界でした。
ただ、その中にも
「何か得られるものがあるはずだ」
と思い、逆の発想で飲食店(ラーメン屋)で働いてみることにしました。
2年ほどラーメン屋で働いて、その間に独学でWebデザインの勉強などをしていました。
知人に業界の方をご紹介いただきながら人脈を広げつつ、26歳の頃に人生で3度目の就職活動をしたんです。
思った通り、色々な企業様が自分のキャリアについて面白がってくれたんですよね。(ほんとはちょっと不安でしたが。笑)
著名な企業でいうと、ヤフーさんとかスタートトゥデイさんからは興味を持っていただきました。
そんな時に出会ったのがリザーブリンクだったんです。

リザーブリンクのどのあたりに興味を持ったのですか?
青山一丁目(リザーブリンクの最寄駅)の近くにファッション系企業があったのですが、その企業を受けるついでにリザーブリンクも受けてみるかな、くらいの気持ちだったんです。(笑)
ただ、リザーブリンクの面接、他社よりも遥かに面白かったんです。
代表の山本と最初の面談から2時間以上話をしましたが、他社よりも自分が選んできた道のりに興味を持ってもらってすごく話が盛り上がり、入社を考えるようになりました。
また、to B向けのサービスに携わりたかったことも大きな理由の一つです。個人的に音楽が好きで、知人も音楽関連が多いのですが、
「バンド仲間のWebサイトを作ってよ」
という依頼もあり、to C向けのデザインには日々触れていました。
ただ、to B向けサービスに携わることは今までなかったのでその経験を積みたいと思ったんですよね。
リザーブリンクは自社製品(サービス)も持っていて、僕が入社した時に既に7年程度歴史もあり、且つ少人数の企業でした。
「ここで経験をすれば自分も力が身につく」
と感じ、ジョインを決めました。

仕事内容を教えていただけますでしょうか?
振り返ってみるとやりたいと思った業務を常にやらせてもらっている4年間です。
2014年2月にWebデザイナーとして入社したのですが、自社サービスのWebサイトのデザインをしながら
ライティング業務も兼務していました。また、写真を掲載することも多くありましたので、カメラを持って、写真撮影も含め1年程度経験していました。
2年目からは「予約ラボ」というオウンドメディアの立ち上げ、制作を行なっていました。
入社直後に携わっていたWebサイトは、ある程度リザーブリンクのサービスに興味を持ってもらっている方に見てもらっているサイトでした。
一方で、予約ラボは「予約システムが良いと思ってもらうこと」を目的としており、潜在的なニーズを持っているユーザーに対してアプローチするオウンドメディアです。
編集長をやらせてもらい、記事コンテンツのライターは別業務と兼務で担当している社員が5名、ディレクターが1名という構成でしたが、僕としては初めてのメディア立ち上げを編集長の立場でやらせて頂いたことは非常にやりがいのある経験でした。
また、「予約ラボ」のマーケティングにも従事をしました。広告はゼロに等しいのですが、 SEOをかけておりPVは増えていましたね。
そして、自社製品のUI設計なども担当させていただきました。
昔からある製品ということでUIも当時からあまり変わっていなかったんです。UIという言葉もまだ
浸透していない頃にスタートしたサービスですので、UIが整っていないのは当たり前なのですが、
独学でUIを学んで製品のUI設計を手掛けていたりします。
その他には、会社のイベントの企画、運営なども取り組んでいます。
わかりやすい事例としては社員旅行ですかね。何回か実施しているのですが僕の方で担当をしています。
また、社内交流のための飲み会実施などを手掛けています。
入社して4年程度経過したのですが、Webデザイナー、Webディレクター、編集長、Webマーケティング、UI設計、社内イベント企画など
「ここまでやりたいことをやらせていただける企業は他にはない」
と個人的には思っていますし、それをやらせてくれたリザーブリンクにはすごく感謝しています。

吉井さんの性格、また社風を教えていただけますでしょうか?
音楽が好きです。社内にも音楽が好きな方が多いですね。
ジャズ好き、レゲエが好きな社員もいます。先日も音楽ライブを見にいきました。
社内ブランディングを行なっている社員もバンドマンですし、あとサーフィンが好きな方も多いですね。
冬になるとスノーボードをする社員が多くて、「すべり部」っていう部活があるんです。
星野という社員が部長をやっているのですが、星野さんは会話も「すべる」よね、とからかったり(笑)
趣味を大事にする社風はあるかと思いますね。
「自分の人生を楽しむために会社がある」
という代表社員の思いが起因しているかと思います。
「会社をうまく利用しながら自分の人生を豊かにしていこう」
という考えを会社・個人としても持っているので、そこを明確にしているのはリザーブリンクの良いところかもしれませんね。

他にリザーブリンクらしさ、を教えてください。
愚痴を言う人が少ないところが良いですね。
「愚痴を言うくらいであれば自分でやってみては?」という社風があります。
「愚痴」ではなく「課題」を口にする社員は多いですね。課題って自分で発見して解決するものだと思うのですが、課題解決意識が高い社員が多いと思います。
一般的な企業ですと、仮に手をあげても受け入れてくれないケースが多い中、リザーブリンクの場合は手をあげれば何でもやらせてくれる社風があるからだと思っています。